サンボくん!の生物的階級(動物界)は以下の通り(マンガとは少し異なりますが)
1 → 獣・鳥
2 → 人間
3 → 爬虫類・両生類
4 → 魚介類(魚及び、大型の無脊椎動物)
5 → 虫類・その他(主に大型以外の無脊椎動物)
アニマルを表す「動物」の道義上の意味というのは、植物の対義として用いられることが主(学問の種類により多少異なるらしい)で、いわゆる「動く生き物」を表します。
つまり、上記のほぼすべての生物が「動物」に該当するわけです。
しかし、我々が日常的に使う「動物」とはもう少し狭い範囲で扱われていますよね。
分かり易く言うと、動物園で見ることのできる生物がそれに当たります。
つまり、「(人間を除く)哺乳類」、「鳥類」、「爬虫類」、「両生類」がそれに当たり、人間に加えて、虫や魚、それに準ずる、もしくは下等とされる生物が省略されることが殆どです。
しかし、本作では爬虫類と両生類は言語を扱うことは出来ず、獣・鳥、そして人間より下等な生物である、という扱いにしました(食物連鎖上の下等という意味です)。
恐らく、創作物としては爬虫類や両生類を「アニマル」に入れ、この世界の住民たちにした方が、世界観の広がりと充実を謀れると考えられますが、この仕様はあえての判断です。
本作のテーマの一つとして、知的生物が抱えている「エゴ」があります。
この「エゴ」を語る一つのファクターとして「愛」は欠かせないものであると考えます。
「愛」という一つの文字には、色々な意味が含まれています。
それは、執着的であったり、性的であったり、好意的であったり、突発的であったり、習慣的であったり、慣習的であったり、非情であったり、憎しみであったりと様々な意味と意図を孕むものでしょう。
その「愛」の中の一つである「無償の愛」の一つに「家族愛」があります。
特に、子を育てるという行動はとても神秘的な愛の形であると思います。
獣、鳥、人間は共通して子を育てます。
一方、爬虫類や両生類、魚類などは子が生まれるまで(卵が孵るまで)は、面倒を見ますが、基本的に産まれた後は放置です(もしかしたら、居るかも知れませんがごく少数派であると思います)。
また、生きるために集団を形成する性質を持つ生き物は多々ありますが、獣、鳥、人間と比較すると他の生物は少し繋がりが弱いと感じることが多いです。
以上のような意図により、このような仕様となりました。
ちなみに、本作中では獣と鳥との間には全く上下関係はありません。
上記について、異論や反論がある方も居るでしょうし、私自身の知識不足により実世界との差や違和感を感じる方も多いかも知れませんが、サンボくん!の世界はこういうものだよ、と理解して見届けていただけるとありがたいです。